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2022年7月10日日曜日

<音楽紹介>落ち込んだ人や悩んでいる人を励ましてくれるamazarashiの10楽曲

event_note7月 10, 2022 editBy 調宮知博 forumNo comments

突然ですが、みなさんはお元気ですか?
元気であれば良いのですが、このページを見に来た方はきっと何かしら心が沈んでいるのかもしれません。人生の中で落ち込んだり、悩んだりしたことがある方がほとんどだと思います。逆に悩んだことや落ちこんだことのない人などいないのではないでしょうか。


そんな時、気持ちを励ましてくれるのが音楽ですよね。
僕がそのような気持ちになった時によく聴くのが、青森県出身のロックバンド、amazarashiです。


amazarashiというロックバンドを聞いたことはあるでしょうか?
このバンドはかなり暗いテーマを扱うことが多いバンドであり、またロックと言っても独特な詩を朗読するかのような曲の世界観を持つバンドです。
その独特な楽曲は詩人を思わせるような言葉の数々、何か心の奥底に訴えかけるような楽曲が多いのが特徴だと思います。

そんなamazarashiの素敵な曲を今回、10曲紹介させていただきます。
まずはamazarashiのバンドからご紹介しますね。


amazarashiとは?


・青森県出身でギターとボーカル・作詞作曲を担当する秋田ひろむさんと、キーボードやコーラスを担当する豊川真奈美さんの二人組ロックバンドです。


・結成当初は、「STAR ISSUE」「希望の光のような歌を、雑誌や新聞のように定期的に発 
信していきたい」という名で活動していましたが、すぐに「amazarashi」という名前に変更します。「amazarashi」の意味は、「日常に降りかかる悲しみや苦しみを雨に例え、僕らは雨曝しだが、それでも…というところを歌いたい」です。
秋田ひろむさんの心境の変化がすごく気になります。


・2010年、「爆弾の作り方」でメジャーデビュー!!
爆弾の作り方という奇抜な曲名と何者かになれない自分がいつか何者かになってやるとい う信念を歌った曲が心に刺さる一曲です。


・ライブでは顔出しは一切NG!
秋田さん自身が、人付き合いが苦手であることや歌詞、曲の世界観を重視して聞いてもらいたいという考えを込めてライブ中は暗がりのカーテンの向こうから音楽を奏でます。しかし、カーテンをスクリーンとしてそこから演奏される音楽、そしてメッセージ性の強いステージは観客を魅了します。


amazarashi、おすすめの10曲!!

それでは、僕が好きなamazarashiが歌う強いメッセージのあるおすすめの曲たちを紹介していきます。


1『季節は次々に死んでいく』


東京喰種(トーキョーグール)というアニメの主題歌の曲です。
PVはレーザーで文字に象った肉をお姉さんがどんどんと食べていきます。
「生」と「死」をイメージさせるようなメッセージ性のあるPVと時を駆け抜けていくアップテンポのメロディに心を打たれます。



2『フィロソフィー』

缶コーヒーのCMとタイアップした躍動感あふれる曲調が特徴の楽曲です。
歌詞は人生へのやりきれなさや悔しさ、自身の弱さを背負いながら君自身を突き進んでくれというかなりハードな言葉が飛び出します。まさにamazarashi真髄の一曲です!







3『空に歌えば』

僕のヒーローアカデミアというアニメのOP主題歌を担当した一作です。
アップテンポな世界観の曲は踏み出す勇気を与えてくれます。
またサビに流れる秋田さんの詩がめちゃくちゃかっこいいです。
何かに立ち向かう勇気が欲しい方は聞いてみて損のない一曲となっています。



4『命にふさわしい』

名作PVであり、とても重い楽曲の一つですが、とても僕は好きな曲です。
得たものや失ったもの、そんなものを抱えながら一歩一歩突き進んでいく、そんな歌詞になっています。もともとゲーム好きな秋田さんがオートマタというゲームの世界観を表現したくて作った曲だそうです。
PVはたくさんの人形がAIロボットの操作によって破壊されていきます。
AIロボットという人形が人形を壊すというシュールな展開と人形たちがスクラップにされていくシーンは心のないはずの人形たちに悲鳴のような叫びを感じさせる気がします。
あなたはこのPVを見てどんなことを思いますか?
ちなみに壊された人形はちゃんと供養して頂いたそうですよ。



5『ラブソング』

秋田さんがアイドルブームが起こった際に、お金を払って愛を買うとは?ということに対して時代の波に皮肉を込めて考えた作品だそうです。
愛を買わなくちゃと訴えかけるテレビに、貧しい人たち、とにかく対象的な存在が列挙されていく歌詞に、世の中のギャップというか悲痛な格差を感じさせる作品だなと感じます。




6『爆弾の作り方』

インディーズデビュー曲ですね。
爆弾というオリジナリティをいつ爆破されるかみたいな歌詞が人々の共感を生んだ曲です。
とてもアップテンポな曲調でパワーのもらえる曲だと思います。



7『性善説』

性善説というタイトル通り、そのことを主題にしていく話なのですが、ねえ、ママと始まる通り、善悪を最初に教えてくれるのは親なのではないか?あるいは、秋田さん自身の善悪が染み付いた経験からそう歌っているのかもしれません。最初はママを信じるのですが、曲の最後につれてママが教えた世の中の矛盾というものに気付かされていきます。
またPVもそれにあわせたお話になっていてとてもメッセージとインパクトが強い作品なので衝撃的な最後に耐えられる方であればぜひみてみてください。



8『たられば』


amazarashiにしてはかなりポップな曲調で希望のあふれるような曲です。
タイトル通り、僕の人生がこうであったならということを秋田さん風に回想していく歌詞が印象的ですね。PVも可愛らしいのでぜひみてみてはいかがでしょうか?







9『ワンルーム叙事詩』

過去を燃やして新しい人生を始める曲です。
多分、最初に聞いた時は誰もが衝撃を受けるでしょう。
まあ、amazarashiの楽曲自体が、とんでもない視点から始まっていることがほとんどですが笑
自分でつけた火が消されようとしている最中、消すな!それは僕の魂だ!と歌う歌詞やどんなことに負けたって、この人生には負けられないといった歌詞がグッとくる曲ですね。





10『辻褄合わせに生まれた僕等』

昔話のような静かな始まりから壮大な流れを受けて現在の僕等は辻褄合わせに生きていると歌う楽曲です。なかなかに世の中をこういうふうに捉えて歌うことはできることではないので秋田ひろむさんらしい歌詞だなと感じます。この曲から生きるってなんなんだろうとか深いメッセージ性を感じますね。後の楽曲の「かつて焼け落ちた町」につながってくるテーマの曲だなと思います。


好きな曲はありましたか?

この中にあなたのグッとくる曲はありましたか?
あれば幸いです。
この記事を読んでamazarashiのファンが一人でも増えてくれれば幸いです。
ぜひ、他のamazarashiの曲も聞いてみてくださいね!!


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