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2022年6月5日日曜日

長編小説 在明の未来(ありあけのみらい)

【はじめに】

 「在明の未来(ありあけのみらい)」僕 調宮知博が書いた長編小説です。

この作品のジャンルは、何か?
作者としては、ハートフルヒューマンドラマだと考えています。
昨今は、「自殺」についてや「子供への虐待死」など様々な本当は救えるはずだった、または死ななくてもよかった命が消えゆく事件がたくさんありますよね。
そのニュースを聞くたびに「生きる」って何なのかな?「生と死」ってなんなのかな?とかいろいろ考えさせられます。
その中で社会全体は、大昔ほどに「生まれてくることへの喜び」とか「生きている実感」など「生きる」ことへの価値観が薄れていく、まるで空気をどんどん抜かれていく部屋の中にいるみたいな息苦しさを感じることが多々あります。
その中で生きるとは何か?
今の僕なりの答えをこの作品で投影できたらと思い、書き上げました。


【あらすじ】


産むはずではなかった子供。

ある女性は、望まない妊娠から一人の女児を出産した。

捨て去りたかった命。

しかし、彼女はその子を見捨てることはできなかった……


時は経ち、18歳の雨宮未来は、唯一の家族である祖父が他界。

一人ぼっちとなってしまう。

その悲しみにくれる未来の前に、養子縁組に関する仕事をしている女性、

山崎晴子が現れる。


「あなたはお爺さんと先に亡くなったお婆さんのお子さんではありません」


少女は家族が隠していた事実を知る。

祖父母との思い出、親戚、部活の仲間、再会した旧友……

様々な人たちの関わりや想いの中で迷いながらも、過去と向き合うことを

決める未来。

過去と向き合ったことで未来が知ったこと、見つけたこととは?


自身の出生と託された想いの数々に向き合うハートフルヒューマンドラマ。


【みどころ】

・主人公 未来(みらい)の葛藤と仲間たちに支えられながら見つける自分自身への問いと答えはいろいろな人に通じるものがあると思います。

・この作品が「生きる」とは何かと悩んでいる方の励みになれば幸いです。

 





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【本の内容】

製本サイズ:A6

ページ数:400

表紙加工:カラー

本文カラー:モノクロ

綴じ方:無線綴じ


 

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