創作とコラムを発信するブログ
製本小説、第3弾で、テーマは「恋とは何か。」です。
LGBTなど多様する現代の恋模様を考える一つのきっかけになってもらえれば良いかなと考え、作品を作りました。
クラス成績No.2の男子高校生、柴田優芽は、名前でいじめられた過去があった。
優芽はその事実をコンプレックスに感じ、周囲の人を遠ざけていた。
彼が自分らしくいるために趣味として始めた趣味は、女装をしてオトコの娘になることだった。
そんな優芽には唯一、クラスの中でライバルと認める女の子がいる。
クラス成績No.1の女子生徒、湖山愛紗だ。
愛紗はまた同じクラスの水原清美と恋人関係にあった。
二人は試験が終わった帰りの教室で、些細な喧嘩をしてしまう。
モヤモヤとした気持ちを晴らすために女装をしてゲームセンターへと足を運ぶ優芽はそこで愛紗、清美と遭遇する。
優芽は正体がバレるのを恐れ、その場から逃げ出すがカバンについていた大事なキーホルダーを落としてしまった。
そのキーホルダーをまさかの清美に拾われてしまう。
そしてその清美は愛紗との恋人関係に対して悩みを感じていた。
オトコの娘となる優芽
女の子が好きな愛紗
好きになる相手で揺れる清美……
それぞれの感情が動き始める。
恋とは何か。
想いが交差する学園生活の中で抱える恋の命題が生まれていく!
・百合小説が楽しめる。
・百合・女装男子の恋愛模様が楽しめる。
・普通に学園生活を書いたものなので、高校生活を思い返しながら読むこともできる。